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治療院向け月報2018年5月号

 

こんにちは。手技療法会報委員会です。

第74回は、開業から6年で法人成をし、社会貢献のために接骨院外での働きにも力を入れていらっしゃる院長先生にお話しを伺ってまいりました。

◆怪我に特化し、集客に成功

開業当初は小中学生の怪我に特化した治療を行っていらっしゃった先生。病院が休診である日曜日も営業を行うことで、治療を求める患者さんが増えたそうです。そうしていくうちにお子様がご友人や親御さんを紹介してくださる事例が増え、瞬く間に先生の評判は学区外にまで及び集客に成功したとのことでした。「突き抜けるくらい特化しブランディングすること」の重要性を強く教えてくださいました。

◆スタッフファーストで定着率アップ

先生はスタッフの雇用に悩んだ時期があったようで、辞めてしまうたびに必ず理由を聞くようにしたところ、気付かなかった改善点が多く分かったということです。そこから「答えはスタッフが持っている」と思うようになり、スタッフファーストの理念を持つようになったそうです。入社時に、働くうえで大切にしたいことをヒアリングし実現させる、スタッフがやりたい仕事の意思表示をすれば具現化してあげる(トレーナーの仕事がもっとやりたいと言った方のために、先生が動いて提携先を増やしたこともあったそうです)。それがスタッフのモチベーションに繋がり、定着率が上がったとお話ししてくださいました。

◆社会貢献のために法人成

先生は事業を行っていくうちに「怪我をしない子供たちを作りたい」という思いが強くなったそうです。それを実現するには教育者、指導者が要であると思い、学校の先生向けにセミナーを行おうと考えました。しかし個人事業のままでは取り合ってもらえなかったり、会議室等が借りられなかったりしたそうです。そこで、社会貢献のためのツールとして法人成を行いました。今後は上記のようなセミナーも積極的に行い、教育の面でも先生の知識と経験を役立てていこうと考えていらっしゃるようです。