治療院向け月報2010年2月号(№2)
こんにちは、上田会計会報委員会です。
先月より、情報を共有しあいお互いの発展のきっかけとなれば幸いと思い、発行させて頂いています。
第二回は、接骨院にデイサービスを併設している経営者ご家族にお話しを伺ってきました。
偉人が語る~松下幸之助
素直な心というものは、
だれに対しても何事に対しても、
謙虚に耳を傾ける心である。
◆ なぜ接骨院だけではなく、デイサービスも行っているのでしょうか!
①デイサービス事業
なぜ、接骨院だけではなくデイサービス事業も行っているのでしょうか。
院長先生いわく
「最初から両方行うことに決めていました。
接骨院で治療し、その後のケアを含めたものがしたかったからです。
自分は整形外科のリハビリテーション科の出身なので、そこを生かしていけると思います。」とのこと。
②経営方針は地域密着!
では経営方針は…
「地域密着、お客様とのつながりを一番にしている。」との回答でした。
具体的に心がけていることは、と質問すると
「自分で動ける範囲で様々な集まりに顔をだすようにしています。
また患者さんが困っていることがあったら出来るだけ解決してあげたいですね。
一番重要視していることは会話です。
お客さんから話をされたことについて知らない事があった場合には、全てリサーチをし、
次からは一緒にその話が出来るようにしようとしています。
具体的なお手伝いは無理でも、興味があることについては教えてあげたいという気持ちがあります。」
例えばどんなお話でしょうか?
「近所のスーパーや食べ物の相談やお知らせなど、
また歌の発表会があると嬉しそうにお話しするので、
発表会に足を運び、とても喜んでもらえたこともあります。」と笑顔で答えていただきました。
「古い考えかもしれないが、今の規模だから出来るような地域密着型でいきたいです。
デイサービスの契約は、契約人数が決まっているので、お年寄りが長期入院したときは売上が下がります。
ただ、そんな時でも、すぐには契約を打ち切らず、退院するまで出来る限り待っていたいです。」
と、まさにお客様とのつながりを感じられるお話が伺えました。
③従業員との関係
院長先生
「フレンドリーな感じを心掛けています。
また従業員が自ら動くように、常にごちゃごちゃ言わないように気を付けています。」
奥様
「院長や他の従業員と職務上の立場が違うからこそ、
精一杯働いている姿を従業員にみせていきたいです。
また仕事全てが流れ作業にならないように気を付けています。
院長も話していますが従業員と家族のように接していきたいですね。」
編集後記
取材後に先生のお子様が「話すときはいつも笑顔」と笑いかけてくれました。
その一言に凝縮されるような暖かい雰囲気を持つ接骨院で、
きっとお客様も訪れるのが楽しみな場所なのだろうな、と思いました。
そして、伺ったお話にもあるように、私たちもお客様とのつながりを大事にしていきたいと思いました。
(発行)
発行:上田公認会計士事務所
手技療法会報委員会