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治療院向け月報2010年1月(№1)

初めまして、上田会計会報委員会です。
経営者の方々に取材し会報にする事により、情報を共有しあいお互いの発展のきっかけとなれば幸いと思い、今月から発行させて頂きたいと思います。
第一回は、分院を複数経営し、急成長している女性経営者にお話を伺って参りました。

 

偉人が語る~世界的天文学者 モウラン博士

自分の一番輝く時を待って、
その出番の時にしっかりと輝く。
そして、後輩たちが来たら
しっかりと輝かせていく。

 

◆   発展に際しての重要ポイントは!

お客様に対しての接客は一番大切です。
それを大前提とし、最大のポイントのテーマは「従業員」です。
いろいろポイントはありますが、その中でも従業員を重視するのは、やはり最前線の現場でお客様と関わり、
従業員が現場で働いていただいているからこそ、会社は成り立っているからです。

初めに従業員との関わりの第一ポイントは、採用面接から始まります。
ここでは「①笑いのある方②マイナスをもプラスに変えていける」人かどうかをみます。

第二のポイントは「教育」です。
何が大事かを具体的にそして自らの姿で教えます。
教えなくても解ってもらわなければならないこともありますが、しっかり教えたり、
伝えたりしないと解らないことも当然あります。
その上で最後は、経営者である自身の姿で教えていくことです。
教育の中で絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは基本理念の中にもある「感謝」であります。
患者さんに対しての感謝であり、そして経営者としても従業員に対しての感謝は常に意識しており、
また、仕事で関わる他社の方々にも感謝いたしております。
周りの方のおかげで、今の私たちがあるからであります。

第三のポイントは、①従業員の相談にのる②従業員の頑張りは100%評価する
やはり仕事をしていく上では、いろんな問題や壁はあるでしょう。
それと向上心の強い人は、なおさらいろいろな壁にぶつかるので、そのために心の壁を軽くしてあげ、
少しでも早く、それぞれの壁を乗り越えさせてあげる。
そして、会社の発展に貢献してくれたことは、しっかりと評価してあげることで、従業員も喜び、
評価されることにより、がんばってきたことが無駄ではないことを実感でき、
仕事もやりがいを感じることだと思います。
人間は桜梅桃季であります。
桜が梅の花を、桃が季の花を咲かせようとするのは無理があります。
桜が桜の花を咲かせるからこそ、美しい花を咲かせることができるように、
従業員の方もそれぞれ違うので、一人一人の花を咲かせてあげることが大切であります。

 

将来の展望

やはり自分だけでなく、みんなで幸せになっていきたいです。
将来は従業員のために食堂や託児所も、つくりたいと思っています。
そして、来年も目標は、三ヶ月ごとに分院を設置していきたいと思っております。

編集後記

取材をさせていただき感じたことは、売上や利益の数値に表れない人材(従業員)の重要性、
そのための人材教育が発展の要因の一つであることを勉強させていただきました。
従業員同士でも協力し合い、お互いに感謝の心を忘れずにしていきたいです。

(発行)
発行:上田公認会計士事務所 
手技療法会報委員会