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今回は、接骨院などでよく聞く請求団体とは何か、そのメリット・デメリットについてお話していきたいと思います。
接骨院では一部の施術は保険が適用になるため、窓口で患者様から１割から３割の料金をいただきます。そして後日接骨院側が健康保険事業を行う保険者に対して患者様から受け取っていない7割から９割の料金を請求する必要があります。請求は保険者ごとに紙面で請求書を作成する必要があるため、接骨院としては大変な作業になります。その大変な請求業務を代わりに行ってくれるのが請求団体になります。

請求団体を利用するメリットとしては、複雑な請求業務を代わりに行ってもらうことで、施術業務に専念できることがあります。
また、通常保険者から入金がされるまでには４カ月から５カ月ほどかかります。そのため、請求団体によってはその月の請求金額を翌月に立替をして支払ってもらえるところがあります。施術してから入金までの期間が短いため、開業したばかりの接骨院などは資金繰りが安定するというメリットがございます。
最近では、請求団体への加入を促すために経営アドバイスや設備投資の補助を行ってくれる請求団体もございますので、ご自身のご希望にあった請求団体を探してみてはいかがでしょうか。

請求団体を利用するデメリットとしては、請求団体に支払う費用が発生するということがあります。請求団体によって費用は異なりますが、初期費用として入会金や請求団体に送付する書類を作成するレセプトコンピューターの導入費用などがあります。また、毎月発生する費用として月会費や事務代行手数料などがあります。

今回は請求団体とそのメリット・デメリットについてご紹介しました。
今後請求団体の利用を検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。

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