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第19回 経営者としての心構え

経営理念、経営方針、信条

たとえ一人で治療院を営んでいても事業主は経営者です。
今回は経営者としての基本的な心構えの話をしましょう。先ず、治療院にも経営理念、経営方針、信条というものが必要です。これは私の事務所の顧問先治療院の信条です。『自己を含め、関わる全ての人の「心身の健康」を助け、「こころ」も「からだ」も健康的に両立した元気あふれる生活を治療を通して提供、提案する事』この文言が額縁付きで待合室に掛けてあります。こういった文言は、自分は何のために開業したのか、何のために今の仕事をしているのかをもう一度よく考えてみることで生まれてきます。

これは自分自身そして従業員、患者に対してのメッセージです。本音は金持ちになって外車を乗り回したい、六本木のキャバクラで豪遊したい(笑)と思って開業したとしても、それは対外的なメッセージにはなりません。治療家としての専門的な知識、経験をもとに患者を治療し社会に貢献したいという強い思いを昇華させたメッセージです。

先ほどの顧問先は、「信条」の額縁の隣に、このような患者はうちではみませんというメッセージを額縁付きで掛けています。『不活の者 六条件 一、驕りたかぶり、気ままに振舞い、道徳を無視する者 二、身を軽んじ財を重んじる者 三、衣料や飲食が妥当でない者 四、陰と陽の気が定まらぬ者 五、活す気がない者 六、医術を信じぬ者』

ちなみに私の事務所の経営理念は
『Your smile is our happiness お客様の発展・繁栄に貢献します』

行動指針は、
『一、お客様から「ありがとう」といわれる職員になる 
二、お客様の経営・経理・資金繰り・税務の良きアドバイザーになる 
三、お客様の財産を増やし、守っていく 
四、お客様に対しできうる限りの節税アドバイスをする 
五、お客様に対し常に笑顔で気持のよい対応を心掛ける 
六、お客様に対し最新の情報を提供する 
七、お客様に対し素早い対応と正確な業務を心掛ける 
八、お客様に対し法令順守及び毅然たる気持ちを忘れないようにする 
九、お客様のために常に勉学に励み専門性の高い知識を身に付ける 
十、お客様と共に成長する』

 

素直な心

経験を積むほど、新しいことに否定的、保守的になっていく自分がいます。事実をありのままにみないで自らのフィルターを通して主観的に判断してしまいます。

これに対して松下電器(現パナソニック)創業者松下幸之助は、経営者に必要なのは「素直な心」だといっておられます。
「素直とは、自然の理法、すなわち本来の正しさに従うことである。正しいこと、真実なるものに忠実であり、従順な心である。正しい答えはすでに、天地自然の理の中に存在している」

たまたま治療院の経営がうまくいったからといって現場を従業員に任せて遊び始め、気がついたら患者が離れていったというケースは多々あります。治療院経営は今のままでいいのか、常に考え、客観的に自分の事業をみることができるようになりましょう。 
(全文2000文から、冒頭のみ抜粋表示)

冒頭以降の主な内容

自己責任

日に新た

現状分析、経営戦略、経営計画
 

 

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