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治療院向け月報2020年1月号

こんにちは。手技療法会報委員会です。

第9回は、自賠責保険施術に注力している開業3年目の整骨院の若手院長先生にお話を伺いました。

 

 

◆上司・部下ではなく仲間の意識をもって一緒に働く

中学から柔道を始めた先生は、部活のOBの中に整骨院の先生がいたそうです。整骨院は、仕事をしてお客様の体の調子が良くなって感謝もされる、そんな素晴らしい仕事だと聞きます。高校に通ってからもその気持ちは変わらず、柔道整復師の資格取得のための大学進学を決めたとのことでした。

大学を無事に卒業後、独立するまでに約6年間修業します。2つの院で修業しますが、1つ目の修行先は保険施術が主であり、もう1つの修行先は自費施術が主でした。

修行時代のお話を伺ったのですが、2つ目の院では、特に院長先生が仲間に率先して、ありがとうございます、などの声掛けを徹底されていました。上司・部下の関係ではなく、仲間の意識で一緒に働くなど、先生の今の経営方針は修行先で培われたそうです。

 

 

◆感覚だけでなく数値で分かりやすく伝える

6年の修行を経て独立を果たされた先生ですが、普段の施術で工夫している点を伺ったところ、体が治ったら何をしたいですか、と問いかけを行うようにしているとのことでした。そして施術方針が決まった後にお客様と握手をします。握手をすると固い約束になるので継続して院に通ってくれるようになるそうです。

また、専門家だけでなく誰もが数字や目で見て自分の体が良くなっていることを分かってもらえるようにしているとのことでした。ちょうどインタビューを実施させていただいた部屋には説明用の器材、模型やホワイトボードなどが設置されていました。施術前と施術後の体の違いを写真で確認できるようにしているようです。