こんにちは。手技療法会報委員会です。

第10回は、法人化16年目を迎える老舗接骨院の院長にお話を伺いました。

◆確かな技術を提供すればお客様がお客様を呼んでくれる

先生は以前会社勤めをされていたそうですが、脱サラするには何か資格を取得しようと考えたところ、柔道部だった学生時代にお世話になっていた接骨院を思い出し、この道を志したそうです。

施術者は先生一人ですが売上が非常に良く、グループ展開しているような院は真似をせず確かな技術を提供し、口コミや紹介をしていただくことで再来院につなげるのが秘訣だとおっしゃっています。以前に売上を拡大しようとして失敗をした経験から、営利目的に走るとお客様は離れてしまう、という危機感を常に持ち経営を行っているそうです。

◆今後も自院の強みを強化

今後の展望を伺ったところ、ランチェスター戦略を参考に差別化・一点集中をキーワードに、店舗展開はせず今まで通り自分の技術をお客様に提供することに力を注ぐということです。

先生はスポーツ関係の施術を得意としており、技術に関しては常に最新のものを取り入れるよう心掛けているとのことです。最近ではファンクショナルトレーニングの導入を始め、これにより体の機能が高まり怪我をしにくくなると伺いました。

編集後記

この度は突然のインタビューのお願いに迅速な対応をしていただきありがとうございました。

また今回、ミネルバ税理士法人に対しての印象もお伺いしたところ、接骨院のクライアントが多く特化した情報が得られる、と嬉しい言葉もいただき大変感謝しております。

これからも先生の経営に少しでも貢献できるよう勉強して参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。