治療院向け月報2025年4月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
今回は、開業して今年で14年目を迎える、埼玉県にある整骨院の院長にお話を伺いました。
現在では、本院と分院の2店舗を構え、地域の皆さまの健康を支えています。
◆運動好きの思いが形に
今回お話を伺った先生は、幼い頃から運動が好きで、学生時代には柔道に打ち込んでいました。
社会人になってからは建築関係の仕事に就きながら、趣味でジムに通い続けていたそうです。そんな中、通っていたジムで身体のメンテナンスを行うスタッフの姿を見て、「自分も運動する人のケアがしたい」と思うようになり、柔道整復師の道を志すことを決意されました。その後、30代で専門学校に進学し資格を取得。整形外科や接骨院で経験を積んだ後、開業に至りました。
◆院名の由来
院名には、かねてより憧れていた治療家の先生が経営されている、院の名称の一部を取り入れたそうです。実際にご本人にコンタクトを取り、自ら会いに行き交流を深める中で多くの刺激を受けたそうです。利用者の健康と元気を願う院名は、親しみやすく覚えやすいと好評です。
◆理念と治療方法
施術で最も大切にしていることは、「自分の技術で少しでも患者様の回復に貢献したい」という想いです。特に力を入れているのが血行促進です。血流を改善することで筋肉がゆるみ、痛みの緩和だけでなく、骨格矯正の効果も高まるという考えに基づき、日々施術にあたっているそうです。施術は、手技を中心に行いながら、必要に応じて機器も取り入れています。筋肉のねじれを整えることで、身体が本来持っている自然な矯正力を引き出し、より持続的な効果につなげています。また、患者様一人ひとりの身体の状態や生活習慣に寄り添ったアプローチで、無理のない改善を目指しています。
◆今後の展望
将来的には3店舗の運営を目指しており、現在は2店舗を展開しています。今後の目標は、自宅の1階をリフォームし、3店舗目の整骨院をオープンすること。新たな院を将来的には本院として位置づけ、地域により密着した治療環境を築いていきたいとおっしゃっていました。