治療院向け月報2025年2月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
今回は開業して今年で7年目を迎える、東京都にある整骨院の院長にお話を伺いました。
◆多様な経験と資格で開業へ
開業前は、約20年間従業員として都内の整骨院、鍼灸院、整形外科で勤務されていました。特に整形外科ではリハビリスタッフとして、幅広い施術経験を積まれました。また、働きながら国家資格である柔道整復師と鍼灸師を取得されました。
こうして、多様な職場で培った知識と経験を活かし、6年前にご自身の整骨院を開業されました。多忙な日々を乗り越えた結果、その経験が現在の多様な施術メニューに繫がっているのだと感じます。
◆休養で活力あふれる身体をサポート
先生の取り組みは、主にお客様の「休養」に着目したユニークなアプローチ方法です。3年前に休養士・休養インストラクターの資格を取得され、休養を通じて特定の病気に分類されない体の不調を解消し、活力あふれる健康な体へと導くことを目指されています。
現在では、施術前のカウンセリングで、個々のお客様に合った休養方法を提案されています。また、休養に適した商品販売を行い、お客様の生活全体をサポートする取り組みをされています。
今後は、「休養」を軸とした売上モデルを考案していきたいと考えていらっしゃいます。
◆今後の展望
売上が伸びている理由をお聞きしたところ、細かい目標設定が要因とのこと。年別、四半期別、月別の目標を明確にすることで、具体的な方針を立て、行動しやすくなったそうです。
今年の目標は、新規顧客の更なる獲得と従業員の雇用に注力すること。ブログやLINEなどを活用し、さらなる集客を目指されています。また、現在はお一人で全ての業務をこなしているため、今後は従業員を雇用し、施術に専念できる環境を整えていきたいとのことでした。
このように、先生は細かな目標設定と着実な努力で、整骨院の成長を実現されています。