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治療院向け月報2018年12月号

こんにちは。手技療法会報委員会です。あっという間に時は過ぎ、今年も残りひと月となりました。

80回は、今年1年で見事に保険施術から自費施術に移行された接骨院の先生にお話を伺いました。

◆地道なデータの収集

こちらの院は、今年で開業12年目になります。これまで保険施術をメインに行ってきました。ただ、今後の保険審査が厳しくなることと、より自分の好きな施術を追求したいという思いから、自費施術メインに大きく舵を切ったそうです。

自費施術メインに大きく舵を切るにあたって、そもそも保険施術と自費施術ではターゲットになるお客様の層が違うと考え、地道なデータの収集から始めました。チラシをひたすら配り、問診時にチラシについて質問する。その情報を蓄積して次のチラシ配りに役立てる。この循環です。最近ではインターネット集客が主流になりつつありますが、特にインターネットによる集客は行っていません。

◆とにかく聞くこと

保険施術と違って自費施術はお客様の費用負担が大きいです。そんな自費施術をメインで行っていくにあたり最も意識している点は、とにかくお客様の話を聞く、とのことでした。完全予約制でお客様だけの時間を確保して話を聞く環境を作る。話を聞くことで、それを元に今後の施術のプランを考えてお客様から同意を頂く。同意を頂ければお客様の可能な範囲内で複数回通って頂けるので、途中脱落の可能性も減少して結果としてお客様の体を健康にすることが出来るとのことでした。

また、お客様の話を聞く、というのはただ単に体の不調を聞くだけではないそうです。お客様がやりたいこと、例えば旅行に行きたい、運動したいなどを明確にするお手伝いをしているとのことでした。

今後は、ただ単にお客様に元気になって頂くだけでなく、その健康を維持できるようにメンテナンスについても取り組みたいとのことでした。