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治療院向け月報2018年6月号

 

こんにちは。手技療法会報委員会です。

75回は、僅か一年で売上のメインを保険施術から自費施術へ移行された、神奈川県にある整骨院の

先生にお話を伺いました。

◆僅か一年での自費施術への移行

この院には、保険施術、自費施術そして美容施術・エステという3つの売上の軸がある。

ここ数年で保険者の審査が厳しくなった事を契機に、一昨年より予約制を取り入れ、より困った人や施術を受けたい人が来院しやすい環境を整えた。また、審査が厳しくなる以前から、保険施術や交通事故の施術を来院していただく入口とし、継続的な施術として自費施術や美容施術・エステを受けていただけるようなサービスの提供が、自費施術へスムーズに移行できた要因である。

美容のサービス提供で現れた効果

美容施術のサービス内容については、先生はほとんど関与されず、女性の従業員の方に任せている

とのこと。実際、院にある美容関係の器具は従業員からの提案で購入されたそうだ。

その結果、従業員が自発的にサービスの開発・提案を行い、院内は活気に満ち溢れている。

経営者として、施術者として

施術者であると同時に、経営者である事を常に意識してマーケティングを行うことが重要だと語る

先生は語っている。お客様のニーズを常に考えておくこと、そして様々なサービスを取り入れてトライ&エラーを繰り返すことによって、現状があるそうだ。以前、ダイエットサービスを提供しようとして大きな器具を導入したが失敗したと、器具を背に笑っている先生の姿が非常に印象的であった。