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治療院向け月報2017年12月号

こんにちは。手技療法会報委員会です。

第71回は、平成29年11月12日に弊事務所で行った、治療院経営セミナー「行列のできる体操教室」の内容について取り上げます。

◆第一部・経営理念と「朝の体操教室」について

「地域密着」をテーマとした今回のセミナーでは、たま整骨院より、永野先生を始め3名の先生方をお招きしました。

こちらの治療院における経営理念は「手によるお手当て・コミュニケーション・運動を通して地域社会に貢献する」ということです。

治療院を取り巻く環境としては、駅から遠く、商店街もあまり活発ではなかったそうです。何かできることはないかと考えていた際に、近所にお住いの高齢者の方々がコミュニケーションをとれる機会が少ないという現状を聞き、「朝の体操教室」を始めようと思ったそうです。この「体操教室」は週二回行っているそうですが、大体15名前後の方が参加されていて、高齢者の方々のコミュニケーションの場になっているそうです。

また、参加されている方々に常にご満足いただけるよう、体操の内容をリニューアルしたり、ハロウィーンの日にはかぼちゃのかぶり物をかぶったりと、創意工夫を絶やさないように、日々考えているそうです。

◆第二部・「朝の体操教室」からの会社経営

この「体操教室」は経営理念をもとに始めたものなので、会社として欲しい人材・理念を共有できる人材を採用できることが、非常に大きなメリットになっているそうです。セミナーの第三部では、「朝の体操教室」を実際に行ったのですが、なんとその際に実演してくれた先生はこの「体操教室」がきっかけで入社された方だそうです。

また、毎日朝礼を行い、院内のスタッフの意識統一を図っていたり、月に一回院内会議を行い、各スタッフの意見を即時取り入れられる環境を作ったりすることで、全スタッフの方向性と会社の方向性が同じになるように心がけているとおっしゃっていました。