治療院向け月報2014年1月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第32回は神奈川県にある、鍼やリラクゼーションを得意とする整骨院を取材いたしました。
偉人が語る~ルイ・パスツール(フランスの生化学者・細菌学者)
幸運の女神は、準備万端でいる
人のもとにだけ訪れる。
◆患者さんにわかりやすく
先生にサービスの信念を伺ったところ、「患者さんがわかりやすいことをする。」という答えが返ってきました。
例えば、鍼といえば中国2,000年の歴史があるといわれるほど、奥が深く神秘的なものですが、
これをできる限り患者さんにわかりやすく説明し、理解してもらえるように工夫していらっしゃるそうです。
◆向きあう時間を大切に
また、整骨院はついつい患者さんに何度も足を運んでもらうように治療計画を組みがちですが、先生は治療を長引かせず、
患者さんに治ったという実感を持ってもらえるように心掛けているとのことでした
。終わりが決まることで、患者さんが希望を持つことができ、同時に信頼が得られるということでした。
さらに、予約制をとることで、患者さん一人ひとりと向き合う時間を大切にし、
真剣に話を聞いて患者さんの生活環境や状況をよく理解してあげることが大切だとおっしゃっていました。
◆口コミが広がっている
先生が現在の場所に整骨院を開いたのがおよそ15年前で、初めから売上が安定していたわけではなく、徐々に伸びてきたのだと教えてくださいました。
リラクゼーションも取り入れており、女性のお客様も多く足を運んでくれているとのことでした。
某企業が行ったBEST治療院100選に選ばれたことからも、患者さんの信頼度が高く口コミが広がっていることが分かります。
先生は、結果的に患者さんがご家族に整骨院を紹介してくれた時に、信用してもらえたということを実感できるとおっしゃっていました。
また、自費治療に強い理由を伺ったところ、「真剣に治そうと思うと、自然と自費が増えていた」と教えてくださいました。
常に患者さんにとって何が一番かを考える姿勢が伝わり、多くの口コミとリピーターを獲得しているのだと、今回の取材を通じて強く感じました。
編集後記
お忙しい中伺ったにも関わらず、笑顔で迎えてくださいました。
明るく広い院内は、クリスマス前ということもあり、きれいに飾りつけがされていました。
オルゴールの音楽が流れ、女性や子供でもリラックスできる雰囲気作りが徹底されていると感じました。
(発行)
発行:上田公認会計士事務所
手技療法会報委員会