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治療院向け月報2013年12月号

こんにちは。上田会計手技療法会報委員会です。
31回は神奈川県にある法人で分院展開をしている整骨院に取材に行ってきました。

偉人が語る~セルバンテス(スペイン人作家)

「そのうちやる」という名の通りを歩いていき、
行き着くところは「何もしない」という名札のかかった家だ。 

◆幅広い知識を身につける

この業界は、専門学校で習ったことを基に施術を行うが、より良いサービスを行うために例えば内科など他分野の知識を身につけておくことが大切だと先生はおっしゃっていました。
また、新聞やニュースで経済や流行、スポーツなどの時事ネタを知っておくことが大切だともおっしゃっていました。
患者さんは、施術を受けに来院してくださるのと同時に、おしゃべりも楽しみに来てくださる方が多いということを先生ご自身が感じたため、スタッフのみなさんにはそのように指導しているそうです。
私が取材にお伺いした際にも、各ベッドで楽しそうなお話が聞こえたり、会計が終わった後にもお店の外でお客様とスタッフさんが消費税の増税についてお話ししている様子をお見かけしました。
そして私がお店を出る際には、手の空いていたスタッフさん総出でお見送りをしてくださいました。
施術の技術はもちろん、気軽に入りやすい環境や、フレンドリーで笑顔の素敵なスタッフさんがいるため、分院を出すことができるのだなと感じました。 

 

◆今後の展望

今後はさらなる分院展開を考えているそうです。
1店舗目は駅から遠いなどの影響から、売上が一定の金額から伸びず、最近では駅に近い2店舗目のほうが売上も利益も出ている状況です。
このような経験から、分院を出す際の立地条件などには細心の注意を払いたいとおっしゃっていました。
今のところ、レセプトや領収書の管理などは先生ご自身で行っているため、今後はこれらのことをスタッフさんに任せてみて、施術だけでなく経営の面でも指導していきたいとのことです。 

編集後記

とにかくスタッフさんの笑顔がとても印象に残っています。
身体だけでなく、心も軽くなるような整骨院で、施術が終わってもいつまでも居続けたいと思えるような居心地の良さがありました。
お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。