治療院向け月報2022年1月号
今年で4期目の、神奈川県茅ケ崎市にある治療院の先生にお話しを伺いました。
◆整骨院という存在
先生は小学生から大学生まではサッカーをされ、その後はボートレーサーの養成所にも通っておられたという経歴をお持ちで、整骨院が身近な存在だったと語ってくださいました。スポーツが好きでずっとされてきた先生ですが、怪我や交通事故に遭ったことから、スポーツをする選手側から選手を守る側になりたいと思い、鍼灸師や柔道整復師を志されたとのことです。
◆患者様のパートナーとして
患者様のパートナーとして
「いま午前中の診療が終わりましたよ」と先生が仰ったのはこの取材開始時間の16時。
辛い人がいたらできるだけ診てあげたいと語る先生は、お昼休みなしで診療をされることもあるそうです。
先生は特に人とのつながりを重視しており、患者様とのコミュニケーションを大切にしておられます。
患者様の痛みや苦しみが何故起こっているのか、その何故を一緒に考え理解していただき、患者様ごとのゴールを目指して共に歩くパートナーとして、何でも話せるくらい深い関係を築けるよう注力しておられるとのことでした。また、先生はホームページやチラシなどの広告宣伝は一切行っておらず、患者様は口コミや紹介でご来院されるともお話し下さいました。ご自身の時間を削ってでも患者様の心と体の声に耳を傾ける先生の実直なお人柄と確かな技術を感じました。
また、今後先生が行っていきたいことについてお伺いしたところ、整骨院に来て施術を受けてもらうだけでなく、ヨガやピラティスをみんなで集まってやるような活動も行っていきたいとの展望を語ってくださいました。