治療院向け月報2019年1月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第81回は、開業1年目で根本療法に力を入れている先生にお話を伺いました。
◆試行錯誤の日々
徒歩圏内に集合団地がひしめく場所に整骨院を開業し、間もなく1周年を迎えます。平成30年を振り返ると失敗の連続だったと感じています。元々、保険ではなく自費メインを掲げていました。プレオープン時には、自費メニューでの予約が取れ、幸先順調と思っていましたが、実際にオープンをしてみると自費売上が伸びずに苦戦を強いられました。ここから試行錯誤が始まります。
まず、自分自身を客観的に捉えることから始め、治したい気持ち一心で自分の行いたい治療を押し売り気味で薦めていたことに気づきました。今でも反省しています。それと同時に、営業の基本を学びました。今ではコミュニケーション(特に、問診と検査)の大切さを肌身に感じています。
◆“自分のため”でなく“誰かのため”に考え、行動する
平成31年は、患者さんの症状と要望に合わせて、それぞれ対応していく予定です。「イタミを取る⇒イタミの根本的な原因を追究する⇒生活水準を上げる」ことの中で、画一的なサービスでなく、オーダーメイドな施術を目指します。具体的には、平成30年中に手技に加え、電気治療・リフレクソロジー・トムソンベッドなどの医療機器により、幅広い患者さんに対応出来る環境を整えました。
患者さんが「イタミが引いて楽になった」「ここに来て良かった」と思っていただける事を願っております。