治療院向け月報2022年4月号
今回は、今年で11期目となる産後の女性を客層としている整骨院に取材させていただきました。
◆客層と院の方針
先生は開業一年目から女性向けの整骨院というコンセプトで経営しており、お客様の過ごしやすい環境作りを心掛けておられます。
予約システムも活用し、午前中はお子様連れの女性、午後は学生や他のお客様と時間帯による棲み分け、従業員も含め定着したお客様のお子様への理解度の高さ等、真の意味でのお子様連れ歓迎を心掛けているそうです。
お子様連れという理由で来院しづらい方への寄り添いや、お客様への気づきの積み重ねが院としての強みになり、好調な経営に繋がっているようです。
◆正しい認識を広めたい
これからの院の展望として、先生は正しい骨盤矯正を広めたいと仰っています。
ネットでよく使われているような言葉で「骨盤のずれ」や「歪み」等と表現されることがありますが、それはあまり正しくないそうです。
産後の骨盤矯正を正しく認識してもらうためにも、更に来院しやすい環境作りを心掛けていくとのことです。
昨年度は客層を同じとした分院展開も果たされ、先生の目標が一歩一歩進んでいるように感じます。
今後は、分院の経営安定化を第一目標とし、本院の施術も任せられるような人材の育成等も進めつつゆっくり経営を行っていくとのことです。