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上田会計週報『キーワード体系図』2013.08.12

“キーワード”とは文章中で特に重要な意味を持つ言葉、特定の問題を解く鍵(キー)となる有用な言葉を言い、“キーワード体系図”は、あるテーマを解決する原因と結果、全体と部分などの論理構成を複数のキーワードの連鎖で表した図を言います。

例えば、「A商品の改良」と言うテーマについて、問題・原因調査・対策検討・改善の結果を次のように“キーワード体系図”で表すことができます。

実務では、 “キーワード体系図”の作成目的は極めて多様で、この例示よりキーワードが増え、さらに複雑な関係を表現することが多くなるでしょう。

“キーワード体系図”の特色

ビジネスでは、“キーワード体系図”のような重要な意味や内容が分かり易い実用性の高い表現、言い換えれば「見える化効果」が、コミュニケーションスピードを上げ、理解、合意形成や課題解決を促進します

これに対して物事を文章で表現すると、曖昧性をもつ形容詞や普通名詞が多用されることが多く、それらが必要以上の解釈を生み、固有名詞や数詞で表されている重要な意味を持つ言葉を薄めてしまい、また用語の関係が明示されていないため、文脈から意味を読み取ることが必要になります。

“キーワード体系図”の用途

重要な問題解決にあたって、次のように使うと便利です。

①問題や解決策について関係者間の共通理解、判断の一致や合意形成を図る。

②折衝など、説得が必要な場合に、相手の

出方を見て、リアルタイムに対応し、有利に当方が得たい結論へ誘導するための手元資料

③ビジネスに関する法体系など複雑、多様な論理体系・ポイントを分かり易く表現し、使いやすくする。(特に資格試験などの関係法暗記には便利)