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【接骨院開業のポイント③】経営を順調に行うための『接骨院の内装・外装の決め方』とは?

元ひーりんぐマガジン編集長が語る治療院経営コラム

 

接骨院を開業する時のポイント③ 内装・外装のポイント
 

治療院の開業場所が決まったら、次に考えなければならないのは、『店舗の内装と外装』です。
 
内外装は治療院の印象に大きく影響します。
メインターゲットが親しみを持ちやすく、利用しやすい治療院にするために、どのような点に注意すれば良いのかをご紹介いたします。
 

『開業場所の決め方のコツ』はこちらから確認!


押さえておきたい!接骨院開業場所の選定のコツ

 
【接骨院の内装・外装の決め方のポイント】
・構造設備基準の確認
・院内動線を考慮する
・内装・外装業者び選定
 

【ポイント①】構造設備基準等を確認

内外装を具体的に決めていく前に、満たなければならない
「構造設備基準」
を確認しましょう。
 
①6.6㎡以上(2坪)の専用の施術室
②3.3㎡以上(1坪)の待合室
③下記どちらかを設置し、換気ができること
・施術室の面積に対し、1/7以上の窓の設置
・換気装置
④施術に用いる器具、手の消毒設備の設置
 
また、
「衛生上必要な措置」
をとらなければなりません。
①常に清潔に保つこと。
②採光、照明をしっかりと確保すること
 
上記の要件を満たしたうえで、接骨院の内外装を決めるようにしましょう!
 

【ポイント②】院内動線を考慮する

人の動線を考慮した上で、院内を設計します。スタッフや患者さんの動きを想定し、利用の多いところはできるだけ短く、分かりやすいように院内を設計しましょう。
その際に、スタッフと患者の動線が交わらないように設計できると、効率性を高めることができます。
 

【ポイント③】内外装業者の選定

開業する院のイメージを忠実に実現してくれる業者を選びましょう。
複数の業者に絞った上で、過去の施工例を確認します。この際に、施工例を見せてくれない業者は避けることをおすすめします。
その後、質の高い業者を2、3社選び、同条件で見積りをもらった上で、価格を比較し、業者を選定します。また、施工後に半年程度の保証期間を設けておくと安心です。
 
内外装の工事業者の選ぶ際は、複数の業者を競合させるようにしましょう。
業者の選定は大きく分けて下記の2つの方法があります。
・コーディネーターに依頼
コーディネーターに一括して依頼するため、時間や労力をあまりかけずに進めることができます。また、全ての工事をまとめて依頼するため、全体として安価ですむ場合もあります。
 
・院長が個別に依頼(看板、内装、外装、電気工事等)
それぞれの工事において、業者を選ぶことになるため、上手く調整できると費用を抑えることができます。ただ、昨今の資材不足や人材不足により工事費が思った以上にかかる場合もあるため注意が必要です。
また、個別に依頼をするため、業者間の調整や連絡に時間がかかってしまいます。開業スケジュールをしっかり調整ながら進めることが大切です。
 
業者を先輩や知人から紹介してもらった際は、値下げ交渉がしにくいことが多いです。しがらみのない業者を選ぶことも考慮しつつ、準備をすすめましょう。

 

元ひーりんぐマガジン編集長が語る治療院経営コラム
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