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ウィンブルドン

2012年7月11日(水)
スタッフMKさん
 
先日、テニスのウィンブルドン選手権が開催されました。
世界四大大会のひとつで、もっとも注目を集めるといってもいいでしょう。
日本人選手の錦織圭が松岡修造以来の17年ぶり3回戦進出を果たしましたが、残念ながら敗退してしまいました。
 
一番の注目は、やはり男子シングルス決勝でのロジャー・フェデラー対アンディ・マレー戦でした。
 
フェデラーは芝の王者と呼ばれ、すでにウィンブルドンで6回優勝しています。
今回優勝すれば7回目の優勝となり、あのサンプラスに並びます。
また、世界ランク一位に返り咲き、30歳以上でのウィンブルドン優勝は史上三人目という輝かしい記録が打ち立てられます。
 
一方マレーは、地元イギリス人選手として74年ぶりの決勝進出を果たし、
今回優勝すればイギリス人選手として76年ぶりの優勝という、こちらも記録的な出来事となること間違いなし。
 
センターコートは地元民しかいないのではないかと思われるくらい、マレーに対する声援がありました。
テニスは紳士のスポーツといわれ、選手自身の言動はもちろん、観戦者にも同様のマナーが求められます。
ところが、マレーが良いプレイや窮地に陥ったとき、すさまじい声援が巻き起こり、チェアアンパイアによる注意が入ることもしばしば。
(注意といっても「thank you」や「please」などですが)
 
NHKによる中継は日本時間の22時頃から始まり、試合が終わったのは26時半頃。
途中天候不良による中断がありましたが、長い戦いを制したのは、フェデラーでした。
 
30歳という年齢的なハンデや圧倒的アウェー感にも動じず、見事なプレイを見せてくれました。
フェデラーの強さは多彩なプレイのみならず、精神的な強さも大きいと感じました。
 
試合後のインタビューでマレーは涙で声を詰まらせながら「あと少しだった」と語り、観客の涙を誘いました。
そのあとに「ロジャーは30歳だが、30歳にしては悪くないと思う」と言ってみんなを笑わせました。
彼も精神的にかなり強そうですね。
今後の活躍が期待されます。
 
 ウィンブルドンは出来る限り生で見るようにしているので、この時期はいつも眠いです。
来年は翌日有給を取ろうか今から思案中です。