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治療院向け月報2021年1月号

こんにちは。手技療法会報委員会です。
第17回は、10期目を迎える接骨院の院長にお話しを伺いました。

 

◆院の診療方針を統一する

以前、院長は、人手が足りなくなり、急遽新しい先生をお雇いになったことがあったそうです。その際、先生同士の施術方針が異なることが、患者様の不信感につながってしまったそうです。この経験から、院の中で施術方針が異なってしまうと患者様の信頼を得られないことに気がつき、その後は定期的に先生や従業員を含めて話し合いの場を設けるようにし、施術方針を統一するように努めていらっしゃるそうです。

 

◆ベストな選択肢を考える

院長は、他院の分院長として働かれていたこともありましたが、もっと患者様に寄り添いたいというご自身の施術の方針を叶えるために、接骨院を開業されたそうです。
院長が力を入れていることは、症状が重く、接骨院では対応できない患者様がいる場合、自院では診ることができない理由をしっかりと伝え、次のベストな選択肢を一緒に考えていくことだそうです。院長は、医療関係に携わっていたご経験があるため、どの病院にかかるべきかを一緒に考えたり、症状をより正確に病院の先生に伝えられるよう、症状の伝え方のアドバイスを行われているそうです。患者様の回復のために、アフターフォローを徹底されているのだと感じました。
現在、コロナの影響で患者様の足が遠のいてしまっています。このような状況下だからこそ、患者様の不安に寄り添い、より長く患者様と共に歩んでいける接骨院に成長することを、これからの目標にされているとのこと