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治療院向け月報2025年12月号

今回は、開業2期目の茨城県にある接骨院の院長にお話を伺いました。

 

◆目指したきっかけと独立への思い

先生は、かつて熱中されていた柔道で自身が怪我を負い、施術を受ける機会が多かったことから、いつか施術を通じて人を癒やし、サポートする側に回りたいと考えるようになったそうです。施術者としての道を歩み始めた後も独立への思いは常にありましたが、前職で院長職を任された経験が、自身の院を持つことを強く意識する大きなきっかけとなりました。

 

◆トムソンベッドを用いた姿勢矯正

先生の院では、トムソンベッドを用いた姿勢矯正に力を入れています。いわゆる「ボキボキ」と音を鳴らさない矯正施術であり、利用者自身の体重を活かした、負担の少ない方法です。この安全性の高さから、ご高齢の方からお子様まで、幅広い層の方に安心して施術を受けていただけることが強みとなっています。

 

◆お客様の目的を意識した接客

お客様と接するうえで先生が最も重視しているのは、来院される方の目的を見極めることです。身体の不調を「改善したい」という方だけでなく、来院を生活の一部として「コミュニケーションの場」と捉えている方も少なくありません。そのため、会話を中心に楽しみたい方には、積極的に対話の機会を設け、心地よい時間を提供することを心がけていらっしゃいます。

 

◆今後の展望

今後は、自費メニューの拡充を段階的に進めていきたいとお考えです。長期的には従業員を雇用し、提供メニューを増やしてより多くのお客様に対応できる体制を整え、将来的には分院展開も視野に入れていきたいとお話しくださいました。