治療院向け月報2025年9月号
今回は、開業3年目を迎えた埼玉県の整骨院の先生にお話を伺いました。
先生はもともと雇われ院長として経験を積まれていましたが、「そろそろ自分でやっていきなさい」と周囲から背中を押され、約3年前に独立。既存の整骨院を買い取り、その場所で再スタートを切られました。
◆患者様・地域への想い
先生は「患者様の立場に立った施術を心掛けること」を大切にされております。
整骨院は、地域の皆様に安心して通っていただける場所であるべきと考え、日々の施術の中でも信頼関係を築くことを何よりも大切にされているそうです。患者様の痛みや悩みにしっかり向き合い、安心と信頼を提供できる整骨院を目指されています。
◆経営面での工夫
開業後は、単価の見直しや経費の削減といった経営改善に積極的に取り組まれています。
その背景には「凡事徹底」、つまり当たり前のことを当たり前に徹底するという信念があります。先生は「すべては患者様・スタッフ・家族の笑顔と幸せのため」との思いを胸に、日々の施術や経営に臨まれています。
◆今後の展望
今後について伺ったところ、「さらに売上を伸ばし、ひとりでも多くの患者様に感動を与えたい」とお話しくださいました。
また、完全に自費施術へ移行するのではなく、保険施術と組み合わせながら、自費施術の割合を増やし、将来的には店舗展開を目指すとのことです。地域に根ざしながらも発展を続ける姿勢がとても印象的でした。