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治療院向け月報2024年12月号

今回は、昨年開業された、栃木県にある整骨院の院長にお話をお伺いしました。

 

◆治療院を始めたきっかけ

先生が治療院を開業しようと決めたきっかけは、真夏の日に肉体労働をしている高齢の方を見かけたことだとおっしゃっていました。その方が少し疲れた様子で休憩している姿を見て、「自分が年を重ねた時に、体力的に無理をして辛い思いをしたくない」と強く感じたそうです。その思いから、手に職をつけたいという気持ちが芽生え、国家資格を取得するために、26歳で専門学校に通い始めました。そして、35歳までに開業することを目標に柔道整復師を目指したとお話しされていました。

 

◆プロ意識を持ち続ける施術と経営の信念

先生は、治療院を一人で運営しているため、毎回一人一人のお客様に対して、まるで新規の方のように真摯に向き合うことを心掛けているとおっしゃっていました。慣れてくると、どうしてもサービスが「流れ作業」になりがちだと感じているそうですが、どんなに慣れてきても、常にお客様に合った最適な施術を提供することを大切にしているとのことです。施術中には、最近の体調や生活状況を伺い、その方の状態をしっかり理解することを心がけているそうです。また、細かいところまで踏み込んだ質問を通じて、お客様一人一人に合った施術を提供し、最適なケアを行うことを意識しているとお話しされていました。

 

◆地域密着型の治療院へ向けた今後の展望

先生は今後、さらに介護の資格を取得し、柔道整復師と介護の知識を活かして、地域密着型の治療院を目指すとおっしゃっていました。大々的な広告はせずに、地道にお客様との信頼関係を築きながら、地域の方々に信頼される治療院を創り上げていくとお話しくださいました。