治療院向け月報2023年12月号
今回は、今年独立された埼玉県の鍼灸整骨院の先生に取材させていただきました。
◆みんなの笑顔が見たい
元々雇われていた整骨院から独立開業し、1年が経とうとしている今、日々心掛けていることについてお伺いしたところ、来院される患者様は悩みをもって来院しているからこそ、最後は笑顔になって帰ってほしいという先生の思いがありました。
スタッフや家族にも笑顔でいてほしいと考えていることから、スタッフの話をよく聞くこと、寄り添うことを心掛けておられました。スタッフの話を親身に聞くことで、スタッフが外から得た情報を知ることができ、院としての発展にも繋がっているとお話してくださいました。
◆お客様を想うが故に...
開業したての頃は、患者様から代金をいただくことに罪悪感を感じてしまうことから料金を安くし過ぎてしまったことで、資金繰りが思うようにいかないという失敗もあったとお話してくださいました。
失敗に対して、経営者としての数値に基づいた改善策を試行錯誤しているからこそ、経営が上を向いているのだと実感いたしました。
◆今後の展望
将来的には多店舗展開を視野に入れていることから、他院とは違う強みを持つことで患者様に求められるような院にしていきたいとお話してくださいました。
今後は1人1人にあった施術や設備を整えることで、幅広い年代の患者様が来院しやすい環境にしていく予定だそうです。患者様が喜んでいる顔を見たい、笑顔になって帰っていただきたいと考えていらっしゃる先生だからこそ出来る、お客様に寄り添った院になっていくのではないかと感じました。