今回は、今年に開業された都内の整骨院の先生に取材をさせていただきました。

◆トレーナーからの転身

今回お話を伺った先生は、スポーツトレーナーの経歴をお持ちの先生でした。スポーツ関係の職に就きたいとの思いでトレーナーとして活動をされておりましたが、ご自身の思うようにはいかず、資格をもって仕事をしようと考えた際に柔道整復師の資格を取得され、今年6月にこれまで目標としてこられた自院の開業をされました。

◆患者様を第一に

先生の活動でのやりがい・目標は、患者様を施術から卒業させることとおっしゃっていました。
何回も来院していただくことは整骨院の売上となるため、よいことでありますが、先生は患者様の負担を考えており、少ない施術での卒業を目指しておられました。
また、そのために機械での施術ではなく手技の施術を主に行っていらっしゃいます。
機械の施術は機械が理解している身体でしか施術が行えず、本当に患者様にあった施術ができているのかが定かではないので、手技での施術にこだわっておられます。
患者様の身体は十人十色のため、触診で感じ取り、コミュニケーションを取って少ない施術での卒業を目標とされております。

◆これから開業される方へ

先生に、今後開業される方へのメッセージを伺ったところ、「整骨院の開業準備に後悔を残さないでほしい。」「準備にやりすぎということはないので満足するまで準備をしてから開業をしてほしい。」とお話くださいました。