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治療院向け月報2023年8月号

今回は、今年で10期目になる、群馬県内の整骨院の先生に取材させていただきました。

 

◆目指したきっかけ

先生は、スポーツに関わる仕事をしたいという思いから、スポーツトレーナーの専門学校に通っていました。スポーツに関わる仕事を探す中で、学生時代にバスケットボールで多くのけがに悩まされた際に、整骨院の先生にお世話になった経験から、整骨院の先生を目指すことを決意されたそうです。目標を定めた後は、学校に通いながら整骨院で勤務し、資格の取得に向けて勉強を重ねられました。
30歳までに開業することを目指し、目標を達成するためにはどのようなステップが必要かを逆算し、着実に進んでこられたそうです。先生の目標に対して真摯に努力する姿勢を見習いたいと感じました。

 

◆施術を行う上での検査の重要性

施術をするうえで先生が心がけているのは、症状を根本的に解決すること。痛みに対処するだけではなく、何が悪いのかを探し出し、それに対する解決策を見つけることを目指されております。そのためには、超音波画像診断装置などを活用し、検査をしっかり行うことが重要だとお話しいただきました。検査結果を患者様に丁寧に説明し、患者様が納得したうえで施術を行うことで、患者様自身が体感的な変化を感じることができるよう努めていらっしゃいます。
また、今後の展望として、従業員の雇用環境の改善や教育に力を入れていきたいとのこと。働きやすい環境を整備することで、従業員のモチベーション向上を図り、それが患者様への効果につながると考えておられます。