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治療院向け月報2019年9月号

こんにちは。手技療法会報委員会です。

第5回は、開業時からゴルフに特化し自費一本で営業されている治療院の先生にお話を伺いました。

◆ゴルフに特化した治療院

日本にはまだゴルフに特化した治療院が少ないというのもありますが、お客様の約7・8割がゴルファーである治療院で経験を積みながら、ゴルフに特化した治療院でも生計を立てられると実感したことで、開業されたそうです。院内には、全身鏡を置き、その場でゴルフクラブを握ってスウィングし、フォームの確認をすることができるスペースを確保しており、施術前と施術後での違いをその場ですぐに体感できるような工夫もされています。

◆それぞれのお客様の症状に合わせた施術を求めて日々研究を続ける

自費治療は一過性のお客様が多く、長期的に来院していただけるかについて不安があるかと思いますが、先生の治療院では、新規のお客様の約8割はリピーターになってくださるとのことでした。その理由としては、初診に特に力を入れているからではないかと仰っていました。先生の院では、初診の時間が90分だとすると、可動域の確認(スクリーニングテスト)を行う時間を15~30分ほど確保し、全身をくまなくみるのだそうです。この確認を行うことによってお客様の身体の状態を把握し、適切な治療の箇所・方法を導きだすのだそうです。また、シーズンオフの時にプロゴルファーの方々も利用されるというゴルフフィットネスインストラクターのTPI認定も取得され、カイロプラクティック、鍼灸なども組み合わせながら、それぞれのお客様の症状に合わせた施術を行うそうです。

初回割引や回数券は実施しておらず、ほとんどが口コミや看板広告で集客とのことですが、ゴルフ専門の治療院の認知度をあげ、新規顧客を開拓していくためにも、今後は自らも営業に赴くと仰っていました。「死ぬまで楽しんでゴルフができる身体づくりを!」をモットーに、トレーニングやコーチングの人達とも力を合わせてできる仕組み作りを目指されているそうです。