治療院向け月報2018年7月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第76回は、「第24回治療院経営セミナー」の概要をご紹介させていただきます。
◆WEB集客は、「専門店化」と「独占化」がポイント
治療院のホームページ作成やウェブコンサルティングをされている株式会社COMPASSに、ウェブでの集患のポイントをお話しいただきました。ネット上に情報があふれている中で効果を出すためには、①専門店化、②独占化、という二つの考え方が重要とのことです。
①専門店化とは、自院の特徴や理想像を踏まえ、テーマ(ex.産後骨盤矯正)を絞って訴求することです。テーマは、患者のニーズの強いもの、競合が少ないものを選ぶと効果が高くなります。目を止めてもらうためには、自院の良さを「一言で」表現できるかという視点も必要です。また、自費施術と保険施術を同じホームページで訴求しようとすると内容がぶれてしまうので、それぞれ分けて作ったほうが良いようです。
テーマを絞ったあとは、そのキーワード×エリアで検索した際に、複数の情報源で上位に表示させることが効果的です。これが②独占化です。そのため、費用対効果の高い媒体はすべて使った方が良いです。例えば、エキテンは必須で、リスティング広告やペライチ(ホームページ作成サービス)、グーグルマップ、各種SNSで露出を図り、このエリアのこの施術テーマであれば当院、という状況を作り出すことができれば、効果は飛躍的に高まります。
◆明日からすぐできるエキテンの効果的な使い方
エキテンの運営会社である株式会社デザインワン・ジャパンからは、エキテンの効果的な使い方をお話しいただきました。エキテンのページでは、まずは口コミの強化をすべきで、継続的な口コミと、口コミの数がポイントです。口コミ収集のアイデアとして、施術3回目(患者自身が施術の効果を体感しているタイミング)に、同じ悩みを持つ新規の患者の参考のために感想をいただけませんか、と伝える方法を紹介されていました。いい口コミが得られたら、ピックアップ口コミの設定をすることで、その口コミを上位にピン止めすることが可能になります。その口コミには必ず返信コメントをすべきですが、その際はさりげなく自院の強みや特徴を盛り込むと良いようです。