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治療院向け月報2016年7月号

こんにちは。手技療法会報委員会です。

第56回は、セミナーに力を入れ、開業後1年で法人成りをした中野の先生にお話を伺ってきました。

◆セミナーに力を入れている

現在では、治療での売上をセミナーによる売上が上回っております。

様々な手技がある中で、カイロプラクティックや鍼灸など一つの方法に拘っていらっしゃらないそうです。先生は様々な治療法を科学的に分析しており、その根幹となる人間の身体やその動かし方などをテーマにしております。参加者についても治療家だけでなく、主婦の方など一般の方も多く、様々な方を対象とした内容でセミナーを行っております。

先生は、この根幹の部分が分かれば、どんな手技でも可能になるそうです。治療家の方がセミナーを受ければ、応用して新たな治療法を生み出す事もできるのではないかとおっしゃっておりました。

◆今後について

法人成りをしてから、今まで一人で行っていたセミナーを外部の方に依頼して行うという新しい形で事業を行い始めております。そのため、セミナーによる売上も増加しております。

一方、セミナーの会場代や講師の方に支払う料金などで利益自体は一時的に落ちておりますが、現在は耐える時であり、将来的には利益も上がる見込みとおっしゃっておりました。いまは、利益よりも、セミナーの参加者やインストラクターとお互いに紹介し合える関係を作り、相乗効果が生まれるようにしたいと考えているそうで、そのための方策もいくつかご思案になられておりました。

また、将来の展望については細かく決めすぎるとそれに拘り、動きが固まってしまうとのことで、細かく決めたりはしていないが、いずれは、書籍の出版や海外でのセミナーを目標にしているとおっしゃっておりました。