治療院向け月報2016年5月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第54回は、昨年大きく業績を伸ばし、近い内に法人成りも検討されている神奈川県の先生にお話を伺ってきました。非常にしっかりした奥様と力を合わせて経営に取り組まれており、私も普段から多くを習わせて頂いております。
◆接骨院を始められた理由
先生は学生時代、部活や町道場で柔道を習っておられました。そこで怪我をした際によく接骨院にお世話になり、治す側に憧れたのがきっかけであるそうです。
◆普通のことを普通以上に
診断、施術、説明等の普通のことを普通以上のレベルで当り前にやることが、先生の強みであるとのことです。その結果、他の院では治らなかった患者様が多く通われるようで、そこが院の強みになっております。他にも、従業員とこまめに会議や勉強会を行うことでビジョンの統一を図る。患者様と豊かな関係を育むために、患者様を招いて食事会やバーベキューを行うなど、単にハイレベルな治療を提供する以上のことにも精力的に取り組んでおられます。患者様を想えばこそ、症状への対処が甘い方には、厳しくご指導差し上げることもあるそうです。
◆今後のビジョン
今後は院での治療のみでなく、身体のケア方法やストレッチ等の講習会を開き、より多くの方の怪我の予防ができればと思っておられるそうです。他には、数年後に弟子入り希望の先生がおられるようで、それまでに院を少し広くしたいとのことです。