治療院向け月報2015年7月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第46回は千葉県にある、自賠責売上が突出している開業6年目の接骨院の先生にお話しを伺ってきました。
◆売上が伸びている要因
売上が伸びている要因をお伺いしたところ、オープン前にその地域の特徴、環境を綿密に分析し、この場所でなら絶対に赤字は出さないという自信を持てるような場所を選択することが要因の一つであるとのことでした。十字路の角でオープンし、信号待ちの車の中からでもよく見えるような大きな看板、院の前に駐車場、院内の様子を伺える大きな窓があれば、新規の患者さんが気軽に入ってこられるような院となるとのことでした。また患者さんにはサラリーマンの方も多く、平日は夜9時まで院を開けているとのことでした。自院の患者さんはどういった層の方たちが多く、どうすれば来ていただけるのか、喜んでいただけるのかを考えて、経営を行っていくことも売上が伸びている要因の一つであるのだと思います。
◆絶えず考え、絶えず動く
『絶えず考え、絶えず動く』。先生が仰っていた言葉で私の心に強く残っている言葉の一つです。5年、10年、30年…と生き残るためには、常に周囲の変化に目を向け、考え、行動し続けることが大切とのことでした。先生は、今年新しい院をオープンし、近い将来介護分野にも進出する予定であるとのことでした。目先の売上や利益に気を取られがちですが、未来を見据えて、今後何が必要であるか、そのために自分は何をすべきなのかを考え、計画立て、実行していく行動力が必要なのだと思います。
そんな先生の院だからこそ、順調に成長をしているのだと感じました。