こんにちは。手技療法会報委員会です。

第37回は、世田谷に本院を構え、毎期、売上が伸び続けている整骨院の先生にお話を伺ってきました。

◆整骨院を始めた理由

昔から医療関係に興味があり、大学在学中に専門学校に通い資格を取得されたそうです。その後、整体師として勤務しつつ、鍼灸師の資格も取得。現在も、日々、勉強することが大事だとおっしゃっており、弊事務所のセミナーなどにも積極的にご参加いただいております。

常に新しいことを学ぼうとする姿勢が非常に強く、外傷の知識・処置・施術方法を常に勉強されております。このような進歩しようとする心構えが患者様に信頼される大きな要因になっているのだと思います。

◆目指している整骨院の形

先生が日々の仕事で大切にされていることは「感謝の気持ちを忘れないこと」「常に誠実であること」だそうです。患者様はもちろんですが、従業員様やご家族の方に対しても、何かしてもらったら「ありがとう」を伝えるようにしているとおっしゃっておりました。

先生の目標は「ありがとう」を積み重ねることで、「日本一、感謝し、感謝される整骨院」を目指されているそうです。

◆売上が伸びている理由

売上が伸びている理由をお伺いしたところ、「仕事を任せること」や「対等に話をすること」ができ、「仕事熱心」な「よい」パートナーがいるので、売上が増加し続けているのではないかとのことでした。

自分の考えだけでなく、パートナーやスタッフの意見を取り入れることで、いろいろな視点からのサービスを提供することができるようになり、従業員の仕事に対する意欲も向上させることができるそうです。

しかし、一方では、新しいことを同時に始めた結果、どの方策が効果的だったのかがわからなくなってしまったこと、スタッフによっては対応がまちまちになってしまったこと、売上にはあまりつながらなかったのでサービスを止めたところ、実際は評判が良かったりしたことなどがあったそうで、現在は、新しいサービスを試す場合には、ひとつずつ順番に行い、アンケートなどを通じて患者様の声を聞くように気をつけているとおっしゃっておりました。