4/20（日）に「第17回治療院経営戦略セミナー」を開催しました。

◆【第1部】　平成25年度同業者経営データの解説

平成25年度の総売上については1,551千円でした。保険売上（平均値986千円）については前年対比で60千円（5.7％）減少した結果、昨年に続けて2年連続減少しました。その一方、自費収入（平均値347千円）と自賠責収入（平均値183千円）は2年連続で増加してはいますが、保険売上の減少分を補うまでには至っていないようです。

この結果から、保険中心の治療院も自費収入のメニューを増やしたりするなど、時代に合わせた経営をしていくことがポイントと言えます。

◆【第2部】　高齢者向け新サービスへの進出と事業計画

治療院が始めやすい新事業としてケアマネージャー兼任業務、訪問マッサージ、訪問介護ヘルパー、小規模デイサービスを紹介させていただきました。

このような新たな分野に進出するには、事業計画を立てることが必要です。

「計画なんて立ててもその通りにいかないよ。」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、事業計画が明確であれば、予測数値をもとに資金計画が立てられるため、資金繰りに注意しながら行動をとることができます。もし計画がなければ、資金管理が難しいため、資金が足りないという状態に陥ってしまいます。

これをふまえ、新たな一手を講じるために事業計画を作成することをお勧めします。

さらに、従業員と計画を共有していくことで、団結力が生まれ、良い緊張感で事業を進めることができます。

事業計画づくりをお手伝いしています