治療院向け月報2012年1月号(№19)
新年明けましておめでとうございます。手技療法会報委員会です。
年明けから1ヶ月近くたちますがいかがお過ごしでしょうか。
会報委員会は今年も皆様に有用な情報を提供できるよう精進して参ります。
第19回は昨年、法人成りされ順調に売上を伸ばされている
静岡県御殿場市の先生にお話しを伺いいました。
偉人が語る~ビル・ゲイツ
人の心はつかむもの
それは誠実である
◆患者様は家族です
現在、様々な治療方法が確立されている中、疾患に対する最善の治療方法が患者様の家庭環境、
負担費用等を考慮すると必ずしも最善の治療方法とはならない場合があり、日々、
試行錯誤を繰り返されているそうです。
そのような時に先生がいつも思うのは「もし目の前の患者様が自分の家族だったら…」。
こう考えるとおのずとやるべきことが見えてくるそうです。
また、この信念から、患者様が自院に来院されても患者様の疾患が自院の治療方法に
合わなければ無理に自院に抱え込んで治療を継続するのではなく、
その患者様に最善の治療が行えるように他院の紹介等もしているそうです。
患者様への真心が本当に伝わってきます。
◆サービスの安定化・向上
先生の治療院には部活動をやっている地元の中学生が多く来院してくださるそうです。
先生はこれらの中学生チームのメディカルトレーナーとなり、患者様の回復の段階をみて、
それぞれの患者様にふさわしいリハビリトレーニング、コンディショニング、
練習メニュー等の助言をなさっているそうです。
大会前には特別な運動療法や動きのよくなるテーピングなどを使用し、柔軟性を出し、
動きがよくなったことを実感させ気持ちよく大会に送り出してあげるそうです。
また、学生時代の楽しい思い出の手助けをし、今後、この学生さん達が大人になり、
そのお子様が来院された時、昔の思い出話などができたらとおっしゃっていました。
編集後記
取材を終えて先生の患者様に対する真心が本当に伝わってきました。
このことは、整骨院以外の全ての職業に通じるものだと思います。
今後は自院の理念に賛同してくれるスタッフを採用・育成し、自院のスタイルを守りつつ、
この業界を盛り上げていきたいとのことです。ますますの成長が楽しみです。
(発行)
発行:上田公認会計士事務所
手技療法会報委員会