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治療院向け月報2021年12月号

 

今年で6期目の、茨城県古河市にある治療院の先生にお話しを伺いました。

 

◆辛い過去を乗り越えて

先生はお若いころ、全く別の業界で仕事をされていました。仕事の一つに100kg以上もの荷物を持ち上げて移動させることがあり、作業を何日も繰り返していた結果、ある日重度の椎間板ヘルニアとなってしまいました。一時は手術しかないが、完治するとも限らないとまで言われたそうです。その後、とある整骨院に通い、アドバイスを受けながら治療を行った結果、少しずつ回復することができました。この経験に感銘を受け、自身と同じような境遇の人の役に立ちたいと考え、また痛みや苦しみを理解している自分だからこそできることがあるという思いのもと開業に至りました。

 

◆全ての患者様と向き合うこと

先生は特に患者様一人一人と向き合うことを大事にされています。施術は全てお一人で行っており、最低でも30分~1時間、全ての患者様とコミュニケーションを取っているので、状態の変化を敏感に感じ取ることができるのが強みとのことでした。経営者としてもちろん売上は気にされています。しかし、単に数字だけに囚われるのではなく、患者様の気持ちにいかに寄り添えるかを重視したいと考えています。先生の思いを反映するように、訪れる患者様は他の方からの紹介等、口コミから自然と広がった方がほとんどとなります。
昨今のコロナウイルスの影響による感染対策により、1日に施術できる患者様の数も限られてしまっています。しかしこのような時こそ不安に寄り添い、より長く患者様と共に歩んでいける治療院に成長することを今後も目標にしていきたいのことでした。