元ひーりんぐマガジン編集長が語る、“淘汰の時代”を生き抜く治療院経営とは― 佐藤吉隆氏による特別コラム、連載スタート ―

「この場所で、治療院を始めたい」
――その想いを、どう現実に変えるか。
変化の激しい時代に、小さな治療院が地域に根ざして生き残るためのヒントを届ける
連載コラムがスタートします。
『ひーりんぐマガジン』元編集長であり、メディア、施術、編集の現場を歩んできた佐藤吉隆氏が、これから開業を目指す方、そして経営に迷う施術者に向けて語ります。
番組ディレクター・プロデューサーとしてメディアの最前線を駆け抜け、後年は施術の現場に立ち、さらに専門誌の編集長として多くの施術者と向き合ってきた佐藤氏。
50年以上にわたり「人に届ける」「人に寄り添う」仕事を続けてきたその視点から、治療院の“これから”に必要な知恵や考え方を伝えます。


執筆者プロフィール
佐藤 吉隆(さとう よしたか)
1948年7月25日生まれ。北海道函館市出身。現在は徳島県徳島市在住。
1970年、大阪毎日放送ラジオにてキャリアを開始。深夜番組のディレクターとして多くの音楽・若者文化番組を手がけ、東京放送(TBSテレビ)では番組プロデューサーとして映像の世界でも活躍。常に「人の心に響くメッセージ」を追求し続けてきました。
2002年には東京都町田市にて訪問マッサージ治療院を開業。現場で患者と向き合う日々の中で、施術という仕事の本質と深さを実感します。
その後、手技療法家向け専門誌『ひーりんぐマガジン』の編集長に就任。制度、現場、経営、技術、そして人――施術業界のあらゆる側面に目を向け、現場の声を届け続けてきました。2025年に編集長を退任。

経営に迷ったとき、ヒントになる言葉を
今回の連載では、施術家として、編集者として、多くの“現場”を見てきた佐藤氏が、開業準備から経営の課題まで、小さな治療院が直面するリアルに切り込みます。
- 開業準備のポイント
- 開業前に確認しておきたいチェックリスト
- 広告宣伝・地域へのアプローチ方法 など
大きな資本やスタッフがなくても、どう信頼され、どう続けていけるか――
“実務と現実”に根ざしながらも、押しつけのない「考えるヒント」が詰まった内容です。
経営者、ひとり施術家、これからを見つめるすべての方へ
- 「目の前の患者に真剣に向き合いたい」
- 「でも、経営がうまくいかない」
そんなジレンマを抱える施術者にこそ届けたいコラムです。
すぐに成果が出るノウハウではないかもしれません。けれど、読んだあとに少しだけ視界が開ける―ひーりんぐマガジンを通して培った全てを、これから定期的にお届けしていきます。
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