治療院向け月報2025年11月号
今回は、開業11年目を迎えた東京都の整骨院の先生にお話を伺いました。
◆開業までの経緯
先生は学生時代に異なる事業を経営されていましたが、過去にヘルニア治療の施術を受け、体の調子が魔法のように回復に向かった経験から、柔道整復師を目指されました。
フィットネスクラブや治療院で経験を積まれたのちに独立開業し、現在は複数店舗を経営するに至りました。
◆経営面での工夫
当初は保険施術をメインとされていましたが、自費施術を少しずつ取り入れ、現在は多くのお客様に適した施術を提供できる体制を整えています。
また、整骨院が地域におけるコミュニティの一つになるよう、施術者とお客様だけでなく、お客様同士でも会話が生まれるような院の環境づくりに努められています。
さらには従業員に対しても、中長期的に働きやすい環境を整備し、整骨院業界のモデルケースとなれるよう、事業運営に取り組まれています。
◆今後の展望
社名に込められた思いでもある「輪を紡ぐ」を経営方針に掲げ、将来的には整骨院の店舗数を「10」にまで増やしていきたいとのことです。
また、飲食店事業にも挑戦し、人と人のつながりが広がる場を世の中に多く提供できるよう、事業に邁進していきたい。さらに、先生のお考えでもある「仕事も遊びも全力で」を社内全体で実現できるよう、働きやすい環境づくりに取り組んでいくとおっしゃっていました。


