治療院向け月報2017年9月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第68回は今年開業6年目になり、売上が伸びている先生にお話を伺いました。
◆できること・できないことを伝える
先生は、ご家族が開業していることもあり、“開業する”以外の選択肢はなかったそうです。専門学校を2回中退し、23歳の時にカイロプラクティックの先生と出会い魅力を感じ、カイロプラクター・加圧インストラクターとして7年間の勤務を経て開業されております。東京のおしゃれな街にあり、駅からも近くプライベートサロンのような院です。
初診のお客様とはカウンセリングをしっかり行っているそうです。その中で、できること・できないことをお伝えし、納得していただいた方のみ施術されているとおっしゃっておりました。必要ない施術は行わないことで、信頼関係を築くことができ、お客様もスタッフも嫌な思いをせず、満足度の高い施術を行うことができるとのことです。
◆お客様との距離感を大切に
経営するうえで、偉そうにせずお客様と接すること・プライドがあまりないこと・プライベートも充実させることが良い方向に作用しているとおっしゃっておりました。
売上が伸びている要因の一つとして、体と顔の施術が一度の来院で受けられるメニューがあり、そのメニューはお客様に非常に好評なのですが、実はお客様の要望から始めたメニューだそうです。
先生がお客様に親しみやすく接していらっしゃるからこそ、お客様も先生に様々なお話をされ、円滑なコミュニケーションが図れるのだと思います。