治療院向け月報2015年6月号
こんにちは。手技療法会報委員会です。
第45回は、開業3年目の分院展開を視野にいれていらっしゃる整骨院の先生にお話を伺いました。
◆整骨院を始めた理由・思い
前職は建築業界という整骨院の先生には珍しい経歴をお持ちで、30歳になり自分の将来をあらためて考えた末、スポーツをされていらっしゃる方の支援をしたいという思いから柔道整復師を目指されたそうです。先生は柔道のご経験者もあり、それも一つの要因かと思いますが話していてとても熱意を感じました。「患者様のためなら努力を惜しまない、常に一生懸命!」という言葉がとても印象的でした。
◆人柄や仕事に対する姿勢が売上を伸ばす
売上が伸びている理由をお伺いしたところ、患者様とのコミュニケーションを大切にしつつ、仕事は一生懸命することとおっしゃいました。その仕事ぶりを体感している患者様だからこそ「この先生なら間違いない」と感じ、それが自然と患者様のご友人へと口コミで広がり今があるそうです。
また、仕事に対する姿勢を患者様は必ず見ています。一生懸命に患者様と向き合えば、自ずと患者様もそれにこたえるように治療に来られるそうです。今後はお一人で治療に来られない方を対象に、送迎もお考えのようです。
◆経営者は孤独
先生のおっしゃったもう一つの印象的だった言葉です。経営者という立場上、従業員に話せない内容もたくさんあります。そういったことを私たち担当者に電話でご相談されることがしばしばあります。何かをご決断される時は常に一人で、その決断で良い方悪い方向どちらにいくかは分かりません。そんな不安を抱えて決断を思い留まっている時に背中を押してほしいとおっしゃっていました。