治療院向け月報2011年5月号(№14)
この度の東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
第14回は、小平市で開業して3年 年々売り上げを伸ばしているK先生からお話を伺って参りました。
偉人が語る~大隈 重信
希望そのものは人間の生命である。
◆治療のポイントは『根治』
K先生が治療にあたって一番大切にしていることは根本的に治す(=根治)とのことです。
そのために痛みを伴う治療も行うそうです。先生が常日頃患者さんに丁寧に接し
コミュニケーションをとっているおかげで、痛みを伴う治療も患者さんが納得された上で進められるとの事です。
◆ 常に新しい知識を得る必要性
K先生は新しい技術を患者さんに提供するために様々な勉強会に参加されています。
最近では、全身と噛み合わせ、頭痛と噛み合わせの悪さがどのように影響するかを考える勉強会に
参加されたそうです。
噛み合わせというと歯科医だけが携わるものであると思いがちですが、K先生のお話によると、
噛み合わせは身体の傾きのセンサーになる重要な場所になります。
そのため歯科医と手技療法の先生がお互いに連携していく必要があるとのことです。
将来的には、歯科医が噛み合わせを治しても不具合が出る場合には、
手技療法の先生に骨盤・背骨・頭蓋・口腔内マニュピレーションなどを調整してもらうという流れを作っていき、
またこれと逆の流れでも出来る治療体制も考えているようです。
既存の患者さんにもこれら治療を提案していき、他院との差別化を図っていきたいとおっしゃっていました。
編集後記
K先生は今後も今ある治療院で患者さんに技術の高い治療を提供していきたいとおっしゃっていました。
その院長先生の勉強熱心な姿を私も見習っていきたいと感じました。
(発行)
発行:上田公認会計士事務所
手技療法会報委員会