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ミネルバ会計週報『企業PRに活用したい認定マーク』2021.05.31

企業アピールに利用できる

 

「○○省認定」「○○マーク取得」というような、特定分野で優良な企業を認定するための制度があります。企業認定制度を取得することは自社の活動が公に認められることで、社会に対してPR効果が見込めるので取得したいと考える企業も多くいます。今回は厚生労働省関連で両立支援や女性活躍推進などに取り組んでいる企業を認定する主な制度を紹介します。
◆子育てサポート「くるみん」「プラチナくるみん」マーク…次世代育成支援対策推進法に基づき、行動計画の策定・実施等をした企業は、申請を行うことで「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。2020年3月時点でも約3,300社認定されています。くるみん認定後の上位認定に「プラチナくるみん」認定が受けられます。
◆女性活躍推進「えるぼし」・「プラチナえるぼし」…女性の活躍推進に関する取組が優良な企業で受けられます。認定には採用に関して男女別の採用における競争倍率(応募者数/採用者数)が同程度であることなどが要件になっています。上位認定として「プラチナえるぼし」があります。
◆若者の採用・育成「ユースエール認定」…
若者の採用育成に積極的で雇用管理状況が優良な中小企業を認定する制度です。若者雇用促進法に基づく認定マーク(ユースエール)を受けます。労働時間(正社員の所定外労働時間月平均が20時間以下、かつ月間時間外労働60時間以上の正社員ゼロ)などの基準を満たす必要があります。
◆安全・健康で働きやすい職場「安全衛生優良企業認定」(ホワイトマーク)…労働者の安全な健康を確保するための積極的な取組(メンタルヘルス対策、過重労働防止対策等)が高い安全水準を維持改善している企業が認定されます。
◆仕事と介護の両立「トモニン」…社員の介護離職を未然に防止するため、仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組む企業で「両立支援の広場」に両立に関する取組を登録します。
上記のように企業認定を取得するには定められた基準のクリアが必要です。そのことで従業員の働く環境整備が進み、ロゴやマークをHPなどでアピールして採用面でも効果が出ています。